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決算時の「法人税」の扱い

決算では財務状況や経営成績を振り返り、会社関係者に報告します。それ以外にも税を申告し、納付する作業も行います。法人税は所得に税率を掛けて求めます。税率は規模によって違いますが、この場合の所得も利益(収益-費用)とは違うものとなっていて、複雑なものとなっています。申告・納税は決算日から二カ月以内、税務署で行います。その他、自治体に納める「法人住民税」と「法人事業税」、「消費税」も扱う対象です。

消費税の算出方法

会社での消費税は、売上・仕入といった取引からなるため、受け取った消費税から支払った消費税を差し引いた「原則課税」と、会社の規模に応じた「みなし仕入率」から算出する「簡易課税」という方法があります。