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決算の流れ

決算では「貸借対照表」と「損益計算書」の「決算書」を作成するのが目的です。決算の流れとしては、予備手続きでまず「試算表」を作成します。続いて本手続きでは、商品がどれだけ残っているか「棚卸し」をし、「固定資産」は「減価償却」をして計上します。また、有価証券を評価しなおしたり、回収できない売掛金を「貸倒引当金」として計上します。こうした「決算整理」を行い、残高が一致していることを確認し帳簿を締め、決算書を作成するのです。

固定資産の分類

固定資産には、建物や機械、事務機器といった目に見える「有形固定資産」と商標権やソフトウェアなど「無形固定資産」に分かれます。土地を除く有形固定資産は、時間の経過とともに価値が目減りしてしまうので、減価償却を行います。