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「収益」と「費用」

収益とは、勘定科目としては本業の「売上」、ほかに有価証券による受取利息や売却益などが含まれます。収益は売った商品が返品やキャンセル(売り戻し)にならない限り原則減少することはありません。費用に属する勘定科目は商品の「仕入」、従業員の「給与手当」、賃貸オフィスの「賃借料」、借入金の利息など非常に細かく分類されています。収益と同様、基本減少することはありません。費用の発生は、借方に「仕入○○円」貸方に「現金○○円」などとして記入します。収益と費用は損益計算書に反映されます。

収益の仕訳

収益は本来増加するものとして、貸方に置きます。例えば、商品を売って現金が発生した場合、収益は貸方に「売上○○円」とし、同時に資産も増えるので、「現金○○円」と資産の増加は借方にそれぞれ記入します。