分かりやすく学ぶ経理の仕事
HOME売上や仕入について > 「消耗品費」と「修繕費」

売上における経理業務

どの会社でも「掛け取引」が一般的ですが、いつ計上するかというのは、商品を引き渡した(サービスの提供が完了した)時点とする「引渡基準」(「役務完了基準」)が主に適用されます。売上の明細は「売上帳」に記録しておきます。また、いつ売掛金を請求し回収するかは、あらかじめ取引先との取り決めに沿って行いますが、自社や取引先の都合で回収が遅れると、自社の資金繰りに影響を及ぼすので、請求漏れがないよう得意先ごとに「得意先(売掛金)元帳」を作成します。

「証憑」の取り扱い

一連の取引の流れの中で、段階的な記録となるものを証憑と言います。具体的には、売上を計上して作成する「請求書」、代金を回収して取引先に渡す「領収書」などがあります。証憑は法律上、一定期間の保管が義務付けられています。