分かりやすく学ぶ経理の仕事
HOME売上や仕入について > 「消耗品費」と「修繕費」

「消耗品費」と「修繕費」

経理における消耗品とは、耐用年数が1年未満もしくは取得価格が10万円未満の備品にあたります。よって、消耗品費には、筆記用具などの「事務用品費」のほか、机やイスなどが含まれる「消耗工具器具備品費」も含まれます。上記の年数・価格を超えた場合、また使われなかった消耗品は資産として扱います。建物や機械など「有形固定資産」の維持・補修に充てられる修繕費も、資産価値が上がった分は資産として、経費とはみなされなくなります。

「交際費」と「広告宣伝費」

取引先の人を接待したり、関係のある人への贈答を送ることなどは交際費として損金に含めます。交際費は上限額(飲食費一人当たり5000円)を超えると課税の対象となります。不特定多数の人に対し売り込む広告宣伝費も、特定の人を対象とした場合は交際費扱いになります。